※こちらは過去に配信したメルマガです

社労士試験に合格はしたものの、
社労士事務所での勤務経験は全くありませんでした。
合格してからは、まさに「燃え尽き症候群」。
事務指定講習の課題は当然やったものの、
正直、何をしたらよいか分からず、
数か月を無駄に過ごしてしまいました。

息子と目一杯楽しく遊べたのはよかったですが、
今振り返ると、
あの時間に少しずつでいいから本を読むべきだったと
ものすごく後悔しています…。
(未熟者ゆえ、今は全然時間を作ることができません)

事務指定講習が終わり、9月になると、唐突に
「年金の勉強をしよう!」と思い立ち、
年金アドバイザー3級の勉強を始めました。

年金は、試験が終わり触れなくなった途端に
忘却の勢いがとどまることを知らず、
あまりにも恐ろしくなったのです…。
(無事に合格しました)

さて、ここからが本題です。

昨年9月にTwitterでもつぶやきましたが、
社会保険労務士法人 名南経営 代表社員の
大津 章敬先生が、Twitterで募集していらした
Zoom Meetupに参加いたしました。

大津先生は、社労士の魅力を世に広めるため、
そして社労士を目指す人たちを応援するために、
貴重なお時間を使って、何度も、
直接お話できる機会を作ってくださっています。

Zoom Meetupでは、
たくさんの学びが得られ、背中を押していただけ、
私にとってあまりにも貴重で大切な時間となりました。
大津先生とお話できたことがうれしくて、
その日はしばらく興奮冷めやらず、
ずっとドキドキしていました。
今も不定期で募集されているので、
ぜひ参加してみてください!
大津先生のTwitter(実名です)を要チェックです!

さて、話を戻します。
私を含め、参加者は8名。
たくさんの質問をすることができました。
他の参加者の質問に対するお答えも、
とても勉強になりました。

圧巻だったのは、
どんな質問が投げかけられても、
瞬時に言わんとしていることを把握し、
うまく言語化して質問者本人に投げかけ、
意図がずれてないか確認したのちに、
質問への的確な回答をしてくださったこと!

本当に、本当に衝撃を受けました!!!

私はこれまで仕事柄、文章のわかりやすさや
人様に言葉でお伝えする際のわかりやすさを研究し
実践していた自負がありましたが、
そのような自信は簡単に打ち砕かれました(笑)

大津先生がおっしゃっていたことは
「基本が大切」だということ。
 ・ちゃんと話を聞く。
 ・課題がどこにあるのか気づく。
 ・複数の解決策を提示する。
最初から専門的な知識をつけようとするのではなく、
まずは基本を大切にしましょう。
焦らずとも、専門的な知識はそのうち身に付きます。
…と、このようにアドバイスしていただきました。

また、「開業前にした方が良いことは何ですか?」
という私の質問に対し、
「地元で活躍している社労士に会って話すこと」
だと教えてくださいました。
そして、石川県金沢市で活躍されている女性の先生を
教えてくださいました。
「絶対に、生の話を聞いた方がいい。」
大津先生のそのお言葉を信じた私は、
さっそく翌日、大津先生に紹介していただいた先生に
メッセンジャーでメッセージを送りました。

すると、地元の社労士の先生から
「もしよければ、事務所に来られますか?」
とお返事をいただき、
その3日後に事務所に伺わせていただきました!

先生はとても明るくお優しく、
社会保険労務士としてどのように働いているか、
どんな考えを大切にしているか、
開業当初はどのように活動なさっていたのかなど、
具体的にわかりやすくお話してくださいました。
私にとっては全てが新鮮で、
興味深くて、
学びが多い、
本当に大切な時間となりました。

そして最後に先生から、
「もしよかったら、うちで働いてみない?」
と、驚きのご提案をいただいたのです…!

開業後まもなく、行政協力をするのもいいよ。
でも、開業しながら、
うちの事務所でお手伝いとして
働いてみるのもいいよ、大丈夫だよ!
開業を応援するし、
うちにある資料はどんどん読んでくれていいし、
わからないことは何でも聞いてね!
今人手不足だから、
朴さんが来てくれると助かるんだ~!

そのように言っていただけて、
もうあまりにも予想外でしたから
固まってしまいましたが、
嬉しくて「お願いします!!!」
と即答しました。

あれよあれよと話はトントン拍子に進み、
開業前の11月から、
先輩社労士先生の事務所で
働かせていただくことになりました。

大津先生とのやりとりからここまで、
わずか4日(笑)
偉大な先輩方に
たくさんの温かいお気持ちをいただき、
ますます社労士という仕事に魅力を感じました。
そして、私もいただいたこの気持ちを、
後に続く方々に繋いでいかなくてはならない。
「恩送り」をするんだ!と、
新たな気持ちも芽生えました。

勇気を出して一歩踏み出すことは、大切です。
結果がどうなったとしても、
確実に自分を成長させることができると思うからです。
文字でのやり取りから得られる情報より、
お顔を合わせてのやり取りから得られる情報の方が
何倍も多く、心を揺さぶられます。
私は、先生と出会うことができ、
人生が大きく変わりました。
社労士として以前に、
女性として、人として、
心から尊敬しております。
そんな憧れの先生と一緒に過ごせることが
未だに幸せでなりません。
毎日、たくさんのことを学んでいます。
事務所の職員のお二人もとても温かく、
親切に教えてくださるので、
いつもいつも感謝の言葉を伝えております。

長くなりましたので、次回、
社労士事務所でどんな仕事をしているかについて
お話します。
毎回長くて申し訳ございません。

もしよかったら、
来週もお読みください。